小さな頃からキラキラするものが大好きで、
お土産の千代紙の万華鏡を飽きることなく眺めていたことを
今でもよく覚えています。
ある日、偶然テレビで再会した万華鏡は、
見たこともないゆったりとした動きと見たこともない輝きで、
一瞬にして私の心を捕らえてしまいました。
その後、万華鏡製作の基礎と
パート・ド・ヴェールのガラス技法を学ぶ機会に恵まれ、
現在は、優しい温もりが感じられる、心安らぐ万華鏡を目標に
八ヶ岳にて製作を続けています。
秋生まれの私が感じる光と自然の輝きを表現できたらと思っています。
堀越順子